昨夜の1本は、
Chateau Pierre Bise Savennieres Roche aux Moines.
来年1月にご夫妻がワインと地酒もりたかにご来店くださいます。
なんと美味しい、いや、なんと『旨い』ワインなのでしょうか。
旨味がワインの中に詰まりに詰まっていて、自然の恵みと人間の努力に感謝と敬意の気持ちが溢れてきます。
土壌学を探究した父.パパン氏から受け継いだのであろうルネさんの研究心は、葡萄畑の全ての土壌を完璧に知り尽くすに至らしめ、彼のワインは『ザ・ミネラル』『旨味の塊』と呼ぶに相応しいです。
果実味、酸味、ミネラリテイ、の3つの要素のバランスが良く、『白ワインの究極の表現のひとつの形』を感じました。
言動が熱く、心も熱い人もいますが、寡黙で静かだけど心はめちゃくちゃ熱い人も少なからずいますし、私はこのような内に秘めるタイプの人も好ましく思っています。
ルネさんは後者のタイプのように思います。
今年5月にワイナリーを訪問した折に他の約10名のプロフェッショナルのワインショップの方々と15種類のワインを試飲したのですけど、土壌の違いが香味にはっきり表現されていて、私もプロの一抹として記憶に残るような素晴らしいテイスティングをいたしました。
ルネさんご夫妻が小松に来てくれます。
皆様にご参加いただけるワイン会を計画していますので、ワインの『本質』『豊かさ』を感じていただき、何かしらの元気を持ち帰っていただけたなら嬉しいです。
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