昨夜の一本

昨夜の1本は、

Marquise des Ｍures Ｌetoile de Ｎans.

昨年春に初めて訪問した葡萄畑は、村から少し山中に入ったいたって自然らしさを感じる場所にありました。

一度お会いしたかった造り人のジャン・ジャックさんは、厳しさと優しさを合わせ持つ懐の深い方でした。

一口飲むと、彼の畑を手伝っている村人の方々と一緒に歌い飲み食べた日曜日のランチを思い出してあたたかな気持ちが蘇りました。

ワインは人柄。

抽象的ですけど、ワインの本質はここにあると改めて確信したひとときでした。

ほんとうに大切なことは数字にしたり目にしたり出来ないものなのですね。

ワインを飲むだけ、ワインを学ぶだけ、

では感じることが出来ないワインの奥深い豊かさに沼り続けています。

我がワイン人生に乾杯！