Le Clos des Jarres.
昨日お邪魔し、奥様の素晴らしい手料理をいただきました。
写真のワインはTriceps.
なんと! 『アルザス地方のドメーヌ・ランヴォール』『ロワール地方のロエル・ロラン』『ラングドック地方の自分のワイン』を三分の一ずつ混ぜ合わせています!!
これがまた素晴らしいのです。
地方のワインの特性を保証するAOPワイン法はフランスのワインの現場ではもはや無用になりつつあります。
馬鹿にさえしている造り人も沢山います(既得権益のある人達にはとても大切なワイン法なのですが、、)。
私も若い頃は、ソムリエ養成講座を主宰したり、全国コンクールに出場したりしていましたが、フランスに来て現場の現実を知り、すぐに机上の勉強の無意味さに気付きました。
ワインを教科書で学ぶことは大切ですが、現場での真実を知ることはさらに大切です。
ワインの世界のほんとう、を知っていただけるようにフランスに通い続けて常に現場の変化を伝えていきたいです。
☆下の写真は2019年に自宅にお越しいただいた時のものです。
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