お正月にはこの1本。

お正月にはこの1本。

J.B.Peltier L’Argonnette.

昨年5月、ドバイからフランス入りするワイン買付本団に先乗りしようと乗ったパリ直行のA L機がモンゴル上空で故障してまさかの羽田帰還。

結局、本団より一日遅れでフランス入り、、

一日目に訪問予定されていたJ.B.Peltierに行きそびれたものの、二日間のフランス延滞を決め、パリ.エノコネ.伊藤先生のサポートもあり執念のリベンジ初訪問が叶った思い出のワイナリーのワインです。

アンジェ駅からタクシーに乗って向かったのですがNaviにも反応せず運転手さんも困っていた分かりにくい場所にワイナリーはありました。

あまりの小さな作業場に驚きましたが、試飲したワインの全てがご主人の豪快なお顔に反して繊細で感動的で、フランスワインの奥行きの深さを改めて感じました。

このワインの原料葡萄であるグロローの畑に連れてもらうと、草ボウボウの中に樹があって、自然そのものでこれにも感動してしまいました。

醸造中も瓶詰め時にも、酸化防止剤完全無添加。

柔らかくて旨味があって、正月のお節のそれぞれの料理を必ずや優しく包み込んでくれるはずです。

まんで旨い赤ワインやぞいねー(昭和世代の小松弁)。

ご主人は現役バリバリの警察官なのですけど、フランスでは農業と芸術の仕事ならば公務員でも副業が認められているとのことで、これもフランスの懐の深いところでさすがです。

何度行ってもフランスワインには先の先があって飽きることがありません。

いいですよ。フランスナチュラルワイン。

私のライフワークです。

ワインと地酒 もりたか

「造り人」の情熱を「お客様」に伝え、そして「お客様」の感動を「造り人」に伝えることをモットーに ワイン&地酒、そして体にやさしい優れものなどについてのブログです。

0コメント

  • 1000 / 1000