第9回.お客様フランスワイン旅行 ワイナリー訪問記.その1

『第9回.お客様フランスワイン旅行

ワイナリー訪問記.その1

ロワール地方ナント市 Domaine Senechaliere

昨夜の1本は、Armorica Amphibolite.』

自然派ワインの世界で、白ワインの名手のひとりとして必ず名前が上がるマルク.ペノ氏の後を継ぎ、現場の葡萄栽培やワイン醸造をこの5月から任されている古谷さん(34歳)が私達一行を出迎えてくれました。

ピックネームであるペノ氏の哲学や技術を引き継ぎ、家族をフランスに呼び寄せ人生を掛けて、意のままにならない自然を相手に奮闘している姿に感じると共に、そのプレッシャーや不安の大きさを跳ね返して欲しいと願わずにいられません。

大快晴の中、黄色に紅葉した葡萄畑に連れてもらい熱心に説明をいただき、その一生懸命さがお客様にも充分に伝わったようで、沢山の質問が止まらなく飛び交いました。

ワイナリーでのワイン試飲では発酵中のワインを含めて8種類もいただき、また土壌(シスト等)による味わいの違いを実感出来ました。

これは日本でワインだけを比べ飲みするのとは別格にお客様方の理解.納得度が増します。

ランチまで用意をいただいて皆様は大感激です。

もうちょっとしたお祭りの賑わいです。

造る人と飲む人がひとつ場に集まって喜び合っている様子にこころの中で涙しました。

また、私達の訪問が古谷さんにもエネルギーを渡したと信じています。


何より、溌剌とした古谷さんの言動に、このワイナリーの明るい未来を確信しました。

昨夜、自宅で開けたこのワインも、ナント!、ボリューミーで旨味.ミネラリテイがたっぷりなのでしょうか!!

これがミュスカデ(ムロン.ド.ブルゴーニュ)から出来たワインだとは誰も考えられないと思います(特にヘンにワインを勉強したソムリエさんとか)。

あんまり旨過ぎると、低格式のVin de France.に指定されてしまうのです、、。

今月解禁の日本海のミネラルたっぷりの北陸のカニ料理には最高の相性となること、間違いないです。

感謝

ワインと地酒 もりたか

「造り人」の情熱を「お客様」に伝え、そして「お客様」の感動を「造り人」に伝えることをモットーに ワイン&地酒、そして体にやさしい優れものなどについてのブログです。

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