昨夜の1本は、
Domaine Jean David Biviziki.
Bivizikiとは『一杯飲りましょう!』の意味とのこと。
飲めば飲むほど、もう一杯飲みたくなってしまう美味しさです。
フランスで最も美しい村のひとつに指定されているセギュレ村にワイナリーがあります。
祖父の時代から続く有機農法を受け継ぐ義父ジャン・ダヴィットさんからワイン造りを学んだリュックさんは、IT関係の仕事からヴィニュロン(葡萄栽培者)へ転籍した柔らかな頭脳の持ち主です。
ローヌ地方の赤ワインにありがちな渋味が際立った田舎っぽい味わいではなく、テンプラニーリョ種&グルナッシュ種&サンソー種を混醸し、渋味が控え目でフレッシュさを感じさせるワインとなるようグラップアンチエールや短期間のマセラッションを実施しています。
グルナッシュ種の葡萄樹には私と同年代の古樹も多数あり、この先のワイナリーの未来が楽しみです。
フランスワインの葡萄畑や醸造所の現場は年々に変化.進化していて止どまることがありません。
私が毎年現地に通い続けるのは最新の情報を得る為です。
写真からは、まずはこのワインの美しい色を楽しんでくださいね。
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