嘘の多い時代になってしまいました。
金や力、利己心によって歪められた情報が氾濫しています。
SNSはもちろんのこと、新聞やテレビの記事やニュースも100%信じる人は少くなっているのではないでしょうか。
何を信じていいのか分からない情報過多社会です。
だからこそ自分が人生を賭けて生業にしている場所についてだけは責任を持って真実を知ることに努め、またそれを周りの人に誠実に伝えていきたいのです。
ワインの世界にも嘘や大袈裟が蔓延しています。
ソムリエさんや業界人が物知り顔をして、教科書・参考書や見知らぬ誰かからの薄っぺらい情報だけを頼りにミスリードを続けています。
『自分の足で現場に行ってこの目や五感で本質を感じること』
『長く続けて本物を見分ける力をつけること』
『同じ志を持つ仲間達(造り人達〜ワイン屋仲間・協力者達〜お客様方)と共に歩むこと』
『物ではなくまず人を見ること』
が、大事です。
自分に力がないことは私自身が一番知っています。
ですからそれを補うには誰より多く現地に通い続けて人に会い、自分を磨いていくしかありません。
どうすれば町の酒屋としてお客様に喜んでいただけるのか、
どうすればワインを販売することでお客様の幸せを創れるのか、
そのことに迷い悩みながらも、未来に明るい希望を持ってワインが持つ豊かさの一隅を皆様の暮らしの中にほのかに照らし、自らの分を全うしていきたいと思っています。
これからも何卒よろしくお願いいたします。
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