昨夜の1本は、
Lexcentriqu.
フランス南部、若く新しい発想を持つワインの造り人が多いアルディッシュ地方のワインです。
このワインはTitine au bistrotという漫画のキャラクターがラベルになっています。
ボルドー地方やブルゴーニュ地方など伝統と格式を重んじるワイン産地では考えられない自由さがあります。
人間の身体にも地球の環境にも負荷をかけないサステナブルなワインが新しいフランスワインの潮流になりつつあります。
今までの古い発想に囚われないワインが次々に生まれて、フランスワイン界の現場では大きな地殻変動が起こっています。
☆日本のソムリエさんが試験対策の為懸命に覚えているAOPやワイン法などは、現場のワイン造りの人達にとってはほぼ関心ごとでなくなりつつあるようです。
今の日本ではワインを勉強すればするほどフランスワインの現場の現実から離れていく部分があります。
現場にこそほんとうがあります。
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