昨夜の1本は、
Le Clos des Jarres Utopy.
Jarres(ジャール)は甕.かめのこと。
ワイン発祥の地、ジョージアでのクヴェヴリ甕でのワイン製造はユネスコ文化遺産に登録される古くからの製法ですが、オーナーのヴィヴィアンさんのこだわりをワイナリー名が表わしています。
ワインのラベルにも甕が並んでいる様子が描かれています。
甕の大きさや材質にもそれぞれの特長があって、粘土材質では発酵での丸みを生み、砂岩材質では熟成での深みを生むようです。
葡萄畑においても温暖化に対応して、雑草になる植物の種をあえて蒔いて育てそれらを倒して土の上に寝かせて太陽の光と熱から地中の微生物や自然酵母を守るなど、工夫を欠かしません。
また、オーストリアのルドルフ.シュタイナーが提唱したビオディナミ農法を取り、水晶のプレパラッション水溶液を畑に撒くなど、月や星.宇宙のエネルギーを利用し本物のワイン造りを徹底しています。
若い頃の修行先、ニュージーランドのワイナリーでワイン造りでやってはいけないことの全てを経験し、その正反対を自分のワイナリーで実践しているのです。
現在のフランスのワイン業界は様々な事由からワインの消費が減り、生産者にとって厳しい状況が続いています。
試飲会のサロンにブース出店をしても来場客が少なく効果が薄いからと、参加を躊躇う造り人も多い中、志を高く維持して挑戦を続けるヴィヴィアンさんを応援し続けたく思っています。
2019年に小松にも来てくれ、お客様方と佳き時間を過ごしました。
この白ワイン。
ほんとうに旨いです。美味しいを超えた『旨い』ワインです。
ノドグロの焼き物にはピタピタ相性でした。
☆お知らせ
ワインと地酒もりたかでは一部のワインの価格を改定させていただいております。
温暖化をはじめとする現地でのワインを取り巻く環境はこれまでにない厳しさを呈しています。
当店はこれまでと変わらぬ上質なワインをお届けするとともに、丹精込めてワイン造りに励む造り人達が誇りと意欲を持って葡萄栽培.ワイン醸造を続けられる状況を守ることが何より大切であると考えています。
皆様にはご負担をおかけいたしますが、これからも造り人達の想いとともに、こころよりご満足をいただける上質なワインをお届け出来るよう努めて参ります。
何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
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