昨夜の1本は、
Chateau Caman.
ボルドーの赤ワインが特に若いフランスの人達に飲まれなくなってしまったのは、ボルドー大手ネゴシアンが利益優先で品質の向上努力を怠ってきたのが大きな原因のひとつだろうと思います。
このワイナリーはボルドー地方には珍しく、誠実に葡萄畑の仕事をしかつ謙虚な価格設定をしかつ何よりも美味しいワイン造りに熱心に取り組んでいます。
農薬や化学肥料をほぼ使うこと無く、春に畑に出現するカタツムリも一匹ずつ手で除去しているくらいですので、自然環境に優れた場所でしか生きられないコウノトリがすぐ近くで巣を作って伸びやかに暮らしています。
涼しくなってくると不思議なことに赤ワインが飲みたくなってきますね。
この赤ワインは、酸化防止剤の使用も少なく求め安い価格で抜群に美味しい、という、今時珍しいボルドーワインです。
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